【レビュー】ロッホローモンド オリジナル
今回も郡山のAikaにて,ロッホローモンド オリジナルを飲みます.
ロッホローモンド蒸留所は,ハイランドとローランドの境界付近,ローモンド湖の湖畔にあります.
もともとはリトルミル蒸留所の第2蒸留所として,1965年にスタートしました.
しかし,リトルミルが閉鎖されたため,現在ではロッホローモンドのみが残っています.
2015年に投資家グループに買収され,生産ラインやブランドが見直されてきました.
現在はインチマリンなどのモルトも出しています.
仕込み水はローモンド湖とリーヴン川の水です.
ワンバッチは9.5トンで,発酵槽はステンレス製が10基です.
4基あるポットスチルはローモンドスチルと呼ばれ,特徴的な円筒状をしています.
他にも2塔式の連続式蒸留器やノーマルネックのポットスチル2基を持っており,原酒の造り分けを行っています.
さらに,グレーンスピリッツ工場やクーパレッジ,ボトリング設備も持っています.設備が充実していて,何でもできる蒸留所です.
色
黄色がかった琥珀色
アロマ
変わった風味がして複雑.ほんのりスモーキーでスパイシー.アルコールの刺激もある.
フレーバー
ほんのり麦芽.樽.しっとりしている.
余韻は中くらいの長さ.
評価
よく言われる段ボールのような風味は感じられない.
複雑で言葉にするのが難しいという点で,個性的なモルトであるのは間違いない.
★★★★★★★☆☆☆ 7点.
他のを飲んでからでもよい.
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