【レビュー】リンドーズアビー アクアヴィテ
今回は,ウイスキーフェスにて,リンドーズアビー アクアヴィテを飲みます.
リンドーズアビー蒸留所は,スコットランドの東部,ハイランドとローランドの境にある蒸留所です.
2017年創業の新しい蒸留所です.大麦は全て地元産でノンピート.スチルは初留1基,再留2基のバルジ型で,アナンデール蒸留所と似ています.
「修道士ジョン・コーに8ボルの麦芽を与えてアクアヴィテを造らしむ...」というフレーズは,1494年の最古のウイスキーの記録です.そのジョン・コーがいたのが,リンドーズ修道院です.
今回のアクアヴィテは,ニューメイクに自家製ハーブやスパイスを漬け込んだリキュールです.当時のウイスキーは樽での熟成をしていなかったので,このような味だったのではないかと想像できます.
色
透明
アロマ
梅.麦.スッキリしている.
フレーバー
フルーティ.麦.ウォッカっぽい.
余韻はドライ.
評価
ウォッカっぽい.カクテルの材料に良いかも.
個人的にはジンの方が完成度は高いと思う.
当時のウイスキーを体験するという点では貴重な一本だと思う.
★★★★★★☆☆☆☆ 6点.