【レビュー】ロングロウ11年レッド カベルネ・フラン樽フィニッシュ
今回は,ロングロウ11年レッド カベルネ・フラン樽フィニッシュを飲みます.
ロングロウは,スプリングバンク蒸留所が手掛ける,ピーティなシリーズです.
ロングロウ蒸留所は実際に存在していましたが閉鎖となり,スプリングバンクがブランドを復活させました.
蒸留は2回蒸留で,ヘビーリーピーテッドの麦芽を用います.
今回のレッドは,バーボン樽で9年間熟成後,デ・トレン・ワイナリー(南アフリカ)のカベルネ・フラン(ワインの一種)の空き樽で2年フィニッシュさせています.
カスク・ストレングスで瓶詰,度数は55%,世界で9000本限定です.
色
濃い琥珀色。
アロマ
焚き火。火薬。ビターチョコ。ココア。ウッディな樽香。心地よい。
フレーバー
甘酸っぱさ。チョコ。ピート。ベリー。樽。
甘酸っぱさと樽感が連なり、至福の刻が続く。余韻は長め。
評価
ロングロウのピーティな部分とカベルネ・フラン樽のワイニーな部分が、絶妙に合わさっている。
渋すぎず、甘すぎない。ずっと飲んでいたい。
様々な面を楽しめる秀逸なモルト。
★★★★★★★★★★ 10点。
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