【レビュー】ポートシャーロット10年
今回は,ウイスキーフェスでポートシャーロット10年を飲みます.
ポートシャーロット蒸留所は,アイラ島南西のインダール湾沿い,ポートシャーロット村にありました.
もともとは「ロッホインダール蒸留所」といい,繁栄を誇り,島の中心であった蒸留所でした.しかし1929年に閉鎖され,長い間休止していましたが,ブルックラディ蒸留所が「野望の1つ」として2012年にブランドを復活しました.ブルックラディで蒸留し,ブランドを出しているということです.
今でも新しいプロジェクトが進行している,注目の蒸留所です.
ポートシャーロットは,ヘビリーピーテッドの麦芽を用いているスモーキーな味わいが特徴です.
今回の10年は,フェノール値は40ppmで度数は50%,大麦は100%スコットランドのインバネス産です.
原酒の熟成に用いられた樽は,ファーストフィルのアメリカンウイスキー樽が65%,セカンドフィルのアメリカンウイスキー樽が10%,セカンドフィルのフレンチワイン樽が25%です.
色
薄い琥珀色
アロマ
スモーキー.しっかりとしたバニラ.フローラル.
フレーバー
甘い.バニラ.樽.追ってスモーキー.海藻。昆布.
余韻はドライでスモーキー.
評価
意外と甘いことにびっくりした.個人的には好き.
少しバランスが悪い気もするので,もう少し様子を見たい.
★★★★★★★★☆☆ 8点.
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