【レビュー】ブローラ38年
今回は,ウイスキーフェスにてブローラ38年を飲みます.
ブローラ蒸留所は,ハイランドの北部にあり,クライヌリッシュの姉妹蒸留所です.
1969年まではクライヌリッシュ蒸留所を名乗っていましたが,新クライヌリッシュ蒸留所が建てられたことでブローラに改められました.
その後,1983年まで操業し,閉鎖されました.
つまり,ブローラという名前のウイスキーは,1969~1983年の14年間に蒸留されたものです.
30~35ppmのピーテッド麦芽を用いていることが特徴です.
2020年までにディアジオ社が復活を計画中で,ビジターセンターも増設されるようです.
さらにポートエレン蒸留所の復活も計画されています.
今回の38年は,2016年瓶詰とのことで,1978年蒸留と思われます.
色
濃い琥珀色
アロマ
リッチなスモーキー.シェリー由来のタンニン.フルーティ.
あとから麦.ずっと嗅いでいたいバランスの良い香り.
フレーバー
豊かなシェリー.スモーキー.タンニン.ココア.麦.王者の余裕.
余韻は非常に長いシェリー.
評価
王者の余裕を感じる.憎らしいほどにうまい.
高くてもなんでも見つけたら飲んでみたい.
★★★★★★★★★★ 文句なしの10点.