【レビュー】シグナトリー グレングラント1995 22年

今回は,麻屋商店さん(@asaya_chichibu)で購入した,シグナトリー グレングラント1995 22年を飲みます.

 

 

 

グレングラント蒸留所は,スペイサイドのローゼスという町の近くにあります.

イタリアでよく売れているシングルモルトのようで,イタリアのカンパリ社が所有しています.

日本では超熟物を見かけることも多く,その完成度の高さからファンも多い蒸留所です.

 

シグナトリー社は,1988年設立のボトラーズです.(シグナトリー社公式サイト→https://www.signatoryusa.com/

シングルカスクやカスクストレングスがメインで,樽ごとの良さを表そうとしているボトラーズです.

エドラダワー蒸留所の所有者でもあります.

 

今回のグレングラントは,シグナトリー社のカスクストレングスコレクションで,1995年5月31日蒸留,2018年1月24日瓶詰です.

バーボン樽熟成で,樽No.88213と88214のヴァッティング・

406ボトル中の142番目で,度数は50.8%です.

 

 

黄色がかった琥珀色.

 

アロマ

芯があり豊かなバニラ.しっかりした樽香.その上に素朴で穏やかなフローラルさ.底にはほんのりピート.

奥から青りんご.熟したプラム.麦.重すぎず軽すぎず,安心感があり,バランスの取れた香り.

 

フレーバー

オレンジの皮のような甘み.追ってレモンのような渋味.熟したウッディさ.広がる麦.ぱっと広がって消え,舌にクリーミーさが残る.余韻は短め.

 

総括

香りが秀逸で,複合的に何層にも香る.

飲むのが惜しいくらい,愛したいモルト…!

 

★★★★★★★★★☆ 9点.

ぜひ飲みたい.

 

 

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