【レビュー】エドラダワー12年 カレドニア

 

 

今回は秩父のバー，クラック（@craic20041）さんにて，エドラダワー12年 カレドニアを飲みます．

 

 

 

エドラダワー蒸留所は，スコットランドの中央ハイランド，ピトロッホリーにあります．

蒸留器は小さく，昔ながらのウイスキー造りを彷彿とさせます．

現在はシグナトリー社の所有となり，かつてのラインナップを一新した，新しいエドラダワーを出しています．

 

今回のカレドニアは，スコットランドのシンガーソングライターDougie MacLeanによる歌をイメージした一本です．

故郷スコットランドへのシンプルな愛を歌ったこの曲は，長く愛される名曲となっています（歌は記事の最後にあります！）．

ちなみに，カレドニアという地域は，ローマ帝国がスコットランドを指した名称にあたります．

 

ボトルは最低42ヶ月のオロロソシェリー樽フィニッシュで，度数は46％です．

 

 

＜比較＞エドラダワー10年

 

色

赤みがかった琥珀色

 

アロマ

トップからクリーミーさが立つ．後からスウィートかつ熟成感のあるウッディな香り．ほんのりピーティで，フローラルさも丁度よい．

 

フレーバー

ベリーともシナモンともとれる複雑だが爽やかな甘さ．追って麦感．勢いよく変化する．舌にはクリーミーさが残る．

余韻は中程．少しフレッシュ感が残り，心地よい．

 

総括

これまでのエドラダワー10年とは違い，甘さと複雑さがある．

エドラダワーのクリーミーさは健在．素直においしい．

他のエドラダワーシリーズにも興味が湧く一本．

 

★★★★★★★★☆☆　8点．

見つけたらぜひ飲みたい．

 

おまけ：Dougie MacLean- Caledonia ↓↓↓

 

BBC関連記事→ Caledonia – a simple love song to Scotland