【レビュー】ヴァリンチ&マレット トバモリー1995 22年

 

 

 

今回は,麻屋商店さん(@asaya_chichibu)の量り売りで購入した,ヴァリンチ&マレット トバモリー1995 22年を飲みます.

麻屋商店さんの量り売りで出会えたボトルです.ありがとうございます.

 

左が今回のトバモリー.

 

トバモリー蒸留所は,スコットランド西部の,マル島に建つ蒸留所です.

仕込み水はレダイグ川から引き,その名を冠したレダイグは,スモーキーでピーティなタイプです.

熟成庫は無く,現在は本土で熟成を行っています.

 

ヴァリンチ&マレットは,2015年に設立されたロンドンのボトラーズです.

シングルカスクでのボトリングをメインにしており,他にもラム酒なども取り扱っています.

 

今回のヴァリンチ&マレット トバモリー1995 22年は,シェリーホグスヘッド熟成です.

1995年蒸留,2017年瓶詰.カスクNo.は17-2022,度数は51.5%です.

 

 

 

 

薄めの琥珀色

 

アロマ

きれいなシェリーから,いちごムースやレーズンの甘さがやってきます.ほのかに稲穂,ココナッツ.

香水のようにフローラルさも漂います.加水でミルクチョコ.

 

フレーバー

旨みのあるシェリーと,麦.樽感が混ざり合います.後から強いフローラルさ.加水でキャンディのような甘さ.

余韻は香水のようです.クッキーのような香ばしさが見え隠れし,クリーミーさと混ざりながら長く続きます.

 

総括

きれいなシェリーですが,フレーバーは独特です.

トバモリーらしいマルっとした甘さと,シェリー樽のマッチが面白いです.