ウイスキーの教科書(橋口,2009)レビュー
『ウイスキーの教科書』(橋口孝司,2009)
まさに教科書という一冊です.
大体のことを浅く網羅
ウイスキーに関する大体のことが載っています.内容は
- ウイスキーの歴史
- 造り方
- 楽しみ方
- 生産地域と蒸留所
- ウイスキーカタログ
です.
良い点は,広い範囲を網羅していることです.この一冊で,ウイスキーの世界がどいういうことになっているのかわかります.
欠点は,それぞれの内容が浅いことです.強いて言えば造り方が若干詳しいくらい.
例えばキャンベルタウンモルトはスプリングバンク蒸留所しか載っていません.アイランズでもトバモリーはちょびっとしか載っていません.
やりたいことが多くてそれぞれ中途半端になってしまったかなあという印象を受けます.
なかでも造り方は詳しい
造り方は絵図入りで詳しく書かれています.二条大麦と六条大麦の違いや,ピートのできかたとそれに含まれるヘザーとは何か,など.この部分だけだも読んでみる価値はあります.
まとめ
全編カラーです.ウイスキーを初めて知る方,広く浅く知りたい方にはオススメしたい本です.
さらに知識が欲しい場合は,それぞれの分野で詳しい本を何冊か買ってみるのが良いと思います.
[amazon_link asins=’4405092370,4405091536,4816359354′ template=’ProductCarousel’ store=’whiskyton-22′ marketplace=’JP’ link_id=’60cfceeb-cf68-11e8-85bb-9b57687ffeb4′]