【レビュー】ホイッスラー7年ブルーノート(ボアン蒸留所)

 

 

 

今回は,ウイスキーフェスにて,ホイッスラー7年ブルーノートを飲みます.

 

 

ホイッスラーは,アイルランドにあるボアン蒸留所が手掛けるシングルモルトです.

 

ボアン蒸留所の創業は2016年.

もともとはインポーターでしたが,それでは先が見えないため,すべての事業を売って蒸留所を建設したというストーリーがあります.

元々がインポーターだったため,スペインのワイナリーから良いシェリー樽を買い付けられるのだそうです.

 

ホイッスラーという名前は,創業者のパット氏と息子が口笛の名手であることから名づけられています.

ホイッスラーブランドの売りは,シェリー樽熟成です.

アメリカンオークのソレラ樽(ソレラシステムで一番下の樽.ほとんど売られることがないため,貴重.)で熟成しているようです.

 

今回のホイッスラー7年ブルーノートは,1stフィルのバーボン樽で5年熟成の後,シェリー樽で2年間フィニッシュさせています.

 

 

赤黄色

 

アロマ

シェリーらしいココア.ライトな麦芽.タンニン.

 

フレーバー

麦芽の甘み.苦み.若干サルファ.シェリーが心地よい.

余韻はクリーミー.

 

評価

シェリーが心地よい.期待大の蒸留所.

 

★★★★★★★★★☆ 9点.

ぜひ飲むべき.

 

 

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