【レビュー】ハンターレインOMC ラフロイグ2006 12年
今回は，麻屋商店さん（@asaya_chichibu）で購入した，ハンターレインOMC ラフロイグ2006 12年を飲みます．
麻屋商店さんのおかげで出会えたボトルです．ありがとうございます．
ラフロイグ蒸留所は，アイラ島の南東岸に，アードベッグ，ラガヴーリンと並んで存在します．
フロアモルティングを一部行っている数少ない蒸留所で，蒸留所のピートには独特の香りがあります．
長くアライド社の所有でしたが，2005年にビーム社へと渡り，2014年にサントリーがビーム社を買収したため，現在はサントリーの所有です．
ハンターレイン社は，老舗ダグラスレイン社から分社したボトラーズです．
（ハンターレイン社公式HP→ https://hunterlaing.com/）
Old Malt Cask（OMC）シリーズや，Old & Rareシリーズをリリースしています．
近年ではアイラ島北東にアードナッホー蒸留所を立ち上げ，ウイスキーの生産にも乗り出しています．
今回のハンターレインOMC ラフロイグ2006 12年は，ハンターレインのOMCシリーズで，ビーム社時代の蒸留です．
2006年3月蒸留の，2018年8月瓶詰で，12年熟成，度数は50％です．
シングルカスクで，485ボトル中の一本となっています．
色
薄いレモン色
アロマ
爽やかだがリッチなスモーキーさ．上質でこんがりしたエビ．奥から魚介，ホタテ．バニラでスウィートな香りと，軽くフルーティ．どこかフレッシュな香り．
フレーバー
入口はスウィートで，しっかりしたモルティ．その後，底部を走るピート．じんわりとこの2つがコラボして広がり，心地よい．自信を感じる．余韻は爽やかなスモーキーさ．春の風．フレッシュな果実を齧ったかのよう．
総括
ラフロイグ12年とはこんなに面白いのか…
完成度がすごく，素直にうまい．
ずっと楽しめるモルトだと思う．
★★★★★★★★★★ 10点
ぜひ飲みたい．
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