【レビュー】シグナトリー ベンネヴィス1991 27年
今回は,麻屋商店さん(@asaya_chichibu)の量り売りで購入した,シグナトリー ベンネヴィス 1991 27年を飲みます.
麻屋商店さんの量り売りで出会えたボトルです.ありがとうございます.
ベンネヴィス蒸留所は,ハイランドの西部,フォートウィリアムにあります.
創業は1825年と古め.ニッカウヰスキーが1989年にオーナーとなりました.
安定しておいしい原酒を造っているイメージがあります.
シグナトリーは,1988年創業のスコットランドのボトラーズです.
ずんぐりしたボトルのカスクストレングスコレクションや86proofコレクションをリリースしています.
エドラダワー蒸留所のオーナーでもあります.
今回の シグナトリー ベンネヴィス1991 27年 は,シグナトリー社によるカスクストレングスコレクションです.
ニッカがオーナーになってから2年後の蒸留です.
リフィルシェリーバットで熟成.カスクNo.は2381.
1991年7月5日蒸留,2019年2月19日瓶詰で,ボトルNoは469/592ボトル,度数は57.5%です.
色
琥珀色
アロマ
熟した黄色いフルーツとレーズン.マンゴー.バニラクリーム.ミルクチョコ.こふきいも.
天然のフローラルさが甘い花を思わせる.置いておくと香りが出てくる.
フレーバー
熟した皮ごとのフルーツ.熟成感のある樽.加水ではっきりし,ビターさが出る.
余韻はモルティ.粉砂糖.カシューナッツ.昆布.フィニッシュにピリッとしたスパイシーさとシトラスのような爽やかさが出てくる.
後味は長く,ほんの少し加水すると更に良くなる.
総括
度数のわりに,はっきりした味が出ていておいしい.
リフィルシェリーバット熟成だがしっかりしており,古き良きという感じがする.
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