【レビュー】ハンターレインOMC ラフロイグ2004 14年

 

 

 

今回は,麻屋商店さん(@asaya_chichibu)で購入した,ハンターレインOMC ラフロイグ2004 14年 を飲みます.

麻屋商店さんの量り売りで出会えたボトルです.ありがとうございます.

 

一番右が今回のラフロイグ.

 

ラフロイグ蒸留所は,アイラ島の南東部に,アードベッグ,ラガヴーリンと並んであります.

熟成には基本的にバーボン樽を用いています.

2019年10月に,かつての蒸留所長,ベシー・ウィリアムソンをフィーチャーした25年物がリリースされています.

→Laphroaig honours Bessie Williamson with 25yo whisky

 

ハンターレイン社は,老舗ボトラーズのダグラスレインから分社した,お兄さんの会社です.

50%に加水するOld Malt Cask(OMC)シリーズや,長熟のオールド&レアシリーズで知られています.

→ハンターレイン社公式サイトへ

 

今回のハンターレインOMC ラフロイグ2004 14年は,ハンターレイン社のOMCシリーズです.

蒸留は2004年,熟成はリフィルのホグスヘッド樽で,度数は50%です.

 

 

 

薄いイエロー.

 

アロマ

燻した麦.フルーツネクター.焼いたジャガイモ.昆布.ココアパウダー.薬品香.

スウィートで程よい熟成感.どこか透き通っていて爽やか.

 

フレーバー

まろやかでスウィート.すぐに焦げたピートスモークが広がる.塩気.

余韻は舌に乗る焦げたスモーク.塩気.トロッとしたフルーツ.やはり爽やかでスッとしている.

 

総括

突き出た部分はなく,収まりが良い.

以前飲んだ12年は勢いと完成度が良かったが,14年になると落ち着いた感じで出てきている.

リフィル樽というのも影響してそう.

グラスの残香は薬品香があり,ラフロイグらしい.

 

 

似たチャートを持つウイスキー

<ラガヴーリン8年 >

 

 

<レダイグ10年>