【レビュー】リキッドトレジャーズ グレンロセス1997 21年

 

 

 

今回は,麻屋商店さん(@asaya_chichibu)の量り売りで購入した,リキッドトレジャーズ グレンロセス1997 21年を飲みます.

麻屋商店さんの量り売りで出会えたボトルです.ありがとうございます.

 

 

グレンロセス蒸留所は,スペイサイド中央部のローゼスにあります.

原酒はカティサークなどに使用されます.

ウォッシュバックは18基(25,000ℓ/基),ポットスチルは10基と,大型の蒸留所です.

 

リキッドトレジャーズは,ドイツのボトラーズです.

ムーディーなラベルと共に,シングルカスクでボトリングするボトラーズです.

 

今回のリキッドトレジャーズ グレンロセス1997 21年は,リキッドトレジャーズの10周年記念ボトルです.

シェリーホグスヘッド熟成で,1997年蒸留,2019年瓶詰.度数は55.8%です.

 

 

 

濃く赤みがかった琥珀色

 

アロマ

渋味のあるレーズンと,キャラメルの香りが広がります.ヌガーチョコ,コーヒー牛乳のようです.

その後,ウッディでサウナのような木香と,麦汁が続きます.

底部に薄くサルファがあり,マスタードのようなスッとした感じが引き締めます.

 

フレーバー

フルーティーで甘く,ウッディなシェリーの風味が広がります.

余韻はやはり甘く,オーク.糖蜜.フルーツクッキー.ぶどうの種のような生っぽさ.

後味は長く,干しレーズンの風味が続きます.

 

総括

シェリー樽の風味の中に,ロセスらしい甘さも見えてきます.

芯がある甘さで,2杯目やラスト前の1杯に飲みたいボトルです.

 

 

 

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