【レビュー】サマローリ タリスカー1988
今回は,ウイスキーフェスティバル2019TOKYO で,サマローリ タリスカー1988を飲みます.
タリスカー蒸留所は,スコットランド北西部のスカイ島西岸に建ちます.
火山性の地質を持つ島であり,かつ海岸線に建つなど,他の蒸留所にはない立地です.
折れ曲がったラインアームのポットスチルを持ち,パワフルな酒質に影響していると言います.
サマローリは,1968年創業のイタリアのボトラーズです.
伝説のボトラーズと呼ばれ,名のあるボトルを多くリリースしてきました.
今回のサマローリ タリスカーは,1988年ビンテージです.
年数表記はなく,度数は45%です.
色
薄い琥珀色
アロマ
潮っぽさから,モルティさが広がります.
奥からヨード香,バニラ,黄色めの果実を思わせるトロピカル香がやってきます.
底部をピートスモークが支え,安心感があります.
フレーバー
甘さから,モルティ,ウッディな渋みと続きます.
余韻は潮っぽさと,追ってくるリッチなピートスモークに包まれます.切れ上りは辛めのモルティ.
舌にはバニラが乗り,長く残ります.
総括
加水由来のためか,飲みやすいです.
それでも辛めですが,全く崩れず,甘えない感じがします.
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