【レビュー】グレングラッサ リバイバル

 

 

今回は,ウイスキーフェスにて,グレングラッサ リバイバルを飲みます.

 

 

グレングラッサ蒸留所は,スペイサイドと東ハイランドの境界に位置し,マレイ湾に面した海沿いの蒸留所です.

 

1875年創業.1986年から休止を経て,2008年に復活しました.2011年にブラウンフォーマン社が買い取っています.

 

今回のリバイバルは2012年のリリース.復活の旗頭ともいえるボトルです.

仕込み水は200ppmという硬水なのだとか(スペイサイドの蒸留所はほとんどが20ppm前後の軟水).

バーボン樽とヨーロピアンオークの赤ワイン樽で熟成後,ヴァッティング.その後オロロソシェリー樽で6ヶ月の後熟を施しています.

 

 

赤みがかった琥珀色

 

アロマ

タンニンがすごい.ビターチョコ.ワイン.奥からバニラ.クリーム.

 

フレーバー

麦茶?少ししょっぱさ.クッキー.麦芽.

余韻はクリーミー.時間が経つごとに味わいが変わっていく.

 

評価

赤ワイン樽やオロロソシェリー樽の影響か,かなりワイニー.

少しバランスに欠ける気もするが,味わいの変化は楽しめる.

海沿いのためか,しょっぱさも感じるなど個性的で面白いモルト.

 

★★★★★★★☆☆☆ 7点.

 

ウイスキーフェスで飲んだその他のウイスキー

<厚岸ニューボーン ピーテッド>

 

 

<バルブレア2005>