【レビュー】ヘンプ&スパロー カリラ2012 7年
今回は,麻屋商店さん(@asaya_chichibu)で購入したヘンプ&スパロー カリラ2012 7年を飲みます.
カリラ蒸留所は,アイラ島の北東にあります.
1846年設立で,2019年で173年になる蒸留所です.
ディアジオ社のもと,アイラ島で最大の生産量を誇ります.
ヘンプ&スパローは,ウィスク・イーのオリジナルブランドです.
ヘンプ(麻)スパロー(雀)の名前の通り,麻雀牌が表されたシリーズで,見た目にも楽しいボトルです.
(ウィスク・イー公式サイト→ https://whisk-e.co.jp/product_types/whisk-e/)
今回のヘンプ&スパロー カリラ2012 7年は,1stフィルのオロロソシェリーバットで追熟,シングルカスクのカスクストレングスです.度数は60.3%です.
色
琥珀色
アロマ
まず香るリッチなヨード香.ピートスモーク.焦げ感.チキンレッグ.スッとしていて酸味のあるフルーツ様のスウィートな香り.
加水で丸くなり,薬品感とともに,スモークチーズ.ほんのり甘いオーク.
フレーバー
入り口は甘く,その後ピーティで燃えるように変化する.香ばしい麦.樽.またピート.香りほどスウィートさは無い.連綿として続く.
余韻は下火でずっと続き,焚火の残りのよう.
加水で穏やかになり,ピーティで苦み.ウッディさが出てきて,スパイシー.
総括
こなれない感じが逆に好感.
カリラにしてはピーティでヨードなタイプ.
開けてから2-3週間経たほうがスウィートな香りが立ってきて良さが出る。
★★★★★★★★☆☆ 8.
見かけたら飲んでみたい.
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