【レビュー】ゴードン&マクファイル グレンタレット2005 14年
今回は,麻屋商店さん(@asaya_chichibu)の量り売りで購入した,ゴードン&マクファイル グレンタレット2005 14年 を飲みます.
麻屋商店さんの量り売りで出会えたボトルです.ありがとうございます.
グレンタレット蒸留所は,ハイランドの中南部,ホッシュという村にあります.
創業は1775年とスコットランド最古です.
一度の仕込みは麦芽1t.年間生産量は15~34万ℓと少量です.
ゴードン&マクファイルは,スコットランドの老舗ボトラーズです.
創業は1895年,食料品店でスタートしました.ウイスキーが盛り上がってきた頃です.
ボトラーズとして「ウッド,マッチ,タイミング」を重視し,コニサーズチョイス,蒸留所ラベルシリーズなどをリリースしています.
今回のゴードン&マクファイル グレンタレット2005 14年は,ゴードン&マクファイルのコニサーズチョイスシリーズです.
熟成は 1stフィルシェリーホグスヘッドで,カスクストレングス.
蒸留は2005年,瓶詰は2019年4月18日,度数は53.5%です.
色
琥珀色
アロマ
プルーンの甘みとオークの心地よさが広がる.黒糖.ヌガーチョコ.チーズ.
ピンクの花.加水でフローラルさとシェリーの甘みが強くなる.フランスの新品の雑誌にある良い香り.
フレーバー
シェリーでオークの風味が広がる.イチジク.
余韻は複雑な熟成感.スパイシー.わからないほど薄いサルファ.最後にベリー系のフルーツがまた現れ,爽やかな後味.
加水でビターになる.時間を待つと良い味が出てくるが,少しサルファも乗る.
総括
熟成感もありオーソドックスなシェリー樽ウイスキー.
14年でしっかりした味.グラスの残香までおいしい.
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