【レビュー】クラクストンズ ティーニニック1999 19年

 

 

 

今回は,麻屋商店さん(@asaya_chichibu)の量り売りで購入した,クラクストンズ ティーニニック1999 19年を飲みます.

麻屋商店さんの量り売りで出会えたボトルです.ありがとうございます.

 

 

 

ティーニニック蒸留所は,ハイランド北部のクロマティー湾沿いにあります.隣にはダルモア蒸留所も位置します.

創業は1817年で,古くから操業していました.ポットスチルは6基です.

現在はオーナーであるディアジオ社のもと,ジョニーウォーカーの原酒などを造っています.

 

クラクストンズ(クラクストンズスピリッツ)は,イギリスのヨークシャーにあるボトラーズです.

2011年設立と新しいながら,数多くのウイスキーをリリースしています.

とりわけシングルカスクでのボトリングに拘っており,今後ますます楽しみなボトラーズです.

 

今回のクラクストンズ ティーニニック1999 19年は,バーボンホグスヘッドで熟成された一本です.

1999年7月5日蒸留,カスクNo.は1849-307946,255ボトル中の179番目で,度数は53%です.

 

 

 

 

薄めのゴールド

 

アロマ

酸味のあるアプリコットジャム,麦汁,穀物.紅茶.フローラルで干し草,マーガリン.

加水でかなり開く.

 

フレーバー

スウィート.モルティでフルーティー.しっかりした熟成感とオーク.複雑でハイランドっぽい.

余韻はスウィートでほんのりと稲穂.クリームパウンドケーキ.レモンピール.ビター.加水でさらにビター.

後味はスウィートで長い.

 

総括

ハイランドらしい味わい.

フローラルで,めちゃめちゃうまい.

 

 

似たチャートを持つウイスキー

<キングスバリー グレンロッシー1997 20年>

 

 

<モリソン&マッカイ タムデュー1997 21年>