【レビュー】オールドクロウ
今回は,オールドクロウを飲みます.
オールドクロウは,ビーム社が造るバーボンです.
オールドクロウの誕生は1835年で,ジェームズ・クロウという医者の名前に由来します.
ジェームズ・クロウはスコットランドからの移民で,蒸留廃液をファーメンターに戻してpH値を下げる「サワ―マッシュ方式」を初採用しました.
そうした功績にちなんで誕生したブランドがオールドクロウです.
マッシュビルは公表されていませんが,ビーム社が造ることから,オリジナル酵母を用いており,ジムビームと近いマッシュビルだと思われます.度数は80プルーフ(40%)です.
多くの著名人に愛されたことでも有名で,作家のマーク・トウェイン,松田優作,南北戦争の北軍総司令官グラント将軍など,愛飲家が多く存在します.
色
濃い琥珀色
アロマ
バナナ.ナッツ.塩をまぶしたアーモンド.新品の木製家具.シソを思わせるフローラル.
フレーバー
スウィート.でも甘すぎず,苦みもある.少しスパイシーでしょっぱさがある.
余韻はドライで,舌にクリーミーさが残る.
評価
甘くて飲みやすく,穀物と樽から来る味が強い.アルコールの刺激もない.
これが1,400円ということで,コスパは抜群.
マッシュビルはコーン77%,ライ13%,大麦10%と,まことしやかに言われているが,詳細は不明.ぜひマッシュビルを公開してほしい...
★★★★★★★☆☆☆ 7点.