【レビュー】あかし日本酒カスク3年 ゴーストシリーズ
今回は,ハイランダーイン秩父さんにて,あかし日本酒カスク3年 ゴーストシリーズを飲みます.
あかしは,兵庫県明石市の江井ヶ嶋酒造が手掛けるウイスキーです.
瀬戸内海沿いで造るウイスキーで,クリの新樽を用いるなど,新しい取り組みを行っている蒸留所です.
ゴーストシリーズは,ジャパニーズウイスキーのバイブルである「ウイスキー・ライジング」の日本語出版を記念し,小学館からリリースされました.これまでに8種類がリリースされています.
著者のエイケン氏が企画に携わり,ラベルに月岡芳年の『新形三十六怪撰』の版画を用いた一本です.
今回の日本酒カスク ゴーストシリーズは,日本酒を詰めた樽で熟成させています.
この日本酒と樽は江井ヶ嶋酒造のものでは無いようです.
シングルカスクで,カスクNo.は101520です.2015年5月蒸留,2018年9月瓶詰,度数は61.5%です.
色
薄いレモン色
アロマ
チーズ,こふきいも.麦.スウィートで絹のような繊細さ.ほんのりスモーキー.干し草.
フレーバー
あかしらしい麦感とスウィートさ.クリーン.荒さはあるが繊細な味で,うまい.
評価
これで3年熟成.
さらなる熟成後が楽しみだが,リリースされるだろうか.
★★★★★★★☆☆☆ 7.
江井ヶ嶋酒造見学レポート