【瀬戸内旅行⑦】広島でジン!?桜尾蒸留所の見学レポート!
目次
広島県,廿日市駅に着く
廿日市と書いて,はつかいち.
山陽本線JRの駅は,木の素材を使ったあったかい雰囲気です.
駅の周りは,静かで新しめの街並みです.
ここから徒歩で南に行き,桜尾蒸留所へ向かいます.
こちらは途中にある広電廿日市駅.ひろでんと読みます.
味のある駅です.
廿日市天満宮に登ってみる
さらに南に歩いていると,町のシンボルのような高台がありました.
上には天満宮があるようです.
見学まで時間があるので,登ってみました.
結構高いところにありますが,階段が整備されているのでラクラクです.
頂上に登ってみると,とっても良い景色です!
こうして見ると住宅街と海が近くて,海の気質を感じます.
町の裏には大きな折敷畑山と極楽寺山がそびえており,山の風土も感じます.
陽気な気候で,心も開けていていくようです.
桜尾蒸留所で受付.
海沿いに立地する中国醸造.
この中に,桜尾蒸留所があります.
受付とショップが併設されているビジターセンターで,受付をします.
今回は,2,000円の有料ツアーを申し込みました.
ショップを見て面白かったのは,iPhoneケース!
価格も540円と良心的.記念に良いデザインですね.
見学スタート!
いよいよ見学がスタートします.
案内してくれるのは,中国醸造で部長を勤め上げたおじさんです.
中国醸造の創業は1918年.もともと焼酎を造っていました.
そして創業100周年の新たな取り組みとして,桜尾蒸留所をオープンしたのです.
蒸留所内に入ると,ピカピカの蒸溜器が目に飛び込んできます.
桜尾の蒸留器はジンもウイスキーも造れるハイブリッド型.
蒸留し始めたため,だんだん銅色がくすんできたとのことです.
味があります.
蒸留器の前にはジン用のボタニカルが並べられています.
ボタニカルはすべて広島産.
それぞれ香りをかぐことができました.
ジュニパーベリーを食べてみました...すっぱい!
カキの殻を使っているのは,世界でも桜尾蒸留所だけです.
広島らしい素材ですね.
ウイスキーづくり
所内をさらに進み,本格的に始まったウイスキーづくりの工程を見せてもらいます.
麦芽はスコットランド産の麦芽を輸入.
輸入した麦芽をモルトミル(麦芽粉砕機)で粉末にします.
そのままマッシュタンに送られ,お湯と混ぜ合わせて麦ジュースを造ります.
なんと,マッシュタンのスリットを見ることができました!
嬉しい!こんな間近で見ることははなかなかできません.
発酵から蒸留
麦ジュースは発酵槽に送られ,酵母と混ぜて発酵されます.
1基が発酵中でした.がんばれがんばれ~.
発酵が終わると,蒸留します.
「少し前に蒸留したので,まだ香りが残ってると思います」というお話.
特別にタンク内の香りをかがせてもらいました.
おぉ~!フルーティでモルティな香りがします.
試飲
これで一通りの見学は終了.
そのままビジターセンターに戻って,試飲です.
試飲の内容は
- 桜尾ジン リミテッド
- 桜尾ジン オリジナル
- 桜尾ジン ジントニック
- 桜尾ニューメイク2018 ノンピート
- おつまみ3種(レモン,ユズ,牡蠣)
盛りだくさん!
その他にも桜尾ハマゴウやブレンデッドウイスキーも頂けました.
試飲のテイスティングはこちらに詳しく書きました.
特に,桜尾ニューメイクがおいしかった!
甘すぎず,苦すぎず,ほんのりスモーキー.絶妙なバランスのニューボーンです.
これは熟成が楽しみです.
さらに,試飲のおつまみ3種のうち,1つをもらうことができました.
嬉しい!レモンと悩んだ結果,ユズを選択しました
1個1,000円するおつまみがタダで頂けるなんて..ありがとうございます!
まとめ:満足度大!の見学
桜尾蒸留所の見学は,とても楽しかったです.
マッシュタンのスリットを見れたり,タンクの香りをかげたり,おつまみをいただけたり...
なかなか見ることができない設備を間近で見れるのは,とても貴重です.
ぜひ訪れてみてください!
おまけ:廿日市駅前のサファイヤ
昼飯をどうしようかなあと思ってJR廿日市駅前へ.
駅隣の食堂「味のサファイヤ」に入りました.
これが大当たり!
元気なおばちゃんと賑やかな店内は,まさに地元の味.
広島お好み焼きもソースが効いてて最高です.
こちらもぜひ,見学後に足をお運びください.
関連リンク
桜尾蒸留所公式HP → https://www.sakuraodistillery.com/
味のサファイヤ「食べログ」 → https://tabelog.com/hiroshima/A3402/A340201/34002342/