【レビュー】岩井トラディション

 

 

今回は,ウイスキーフェスにて,岩井トラディションを飲みます.

 

 

岩井トラディションは,マルス信州蒸溜所が手掛けるブレンデッドウイスキーです.

名前の由来は,マルスウイスキーの生みの親である岩井喜一郎氏に基づきます.

岩井氏は,竹鶴政孝によって提出された「竹鶴ノート」を基にウイスキー造りに参入しました.

これがマルスウイスキーの始まりです.

 

マルス信州蒸溜所は,本坊酒造が1985年に建てた蒸溜所です.

駒ケ岳山麓の標高798mに建ち,清澄な水と澄んだ気候が特徴となっています.

 

岩井トラディションは,モルトとグレーンのブレンデッドです.

岩井氏が設計したポットスチルが稼働して半世紀.これを記念して造られたブレンドです.

 

 

濃い琥珀色,褐色.

 

アロマ

麦芽.森.樹皮.ほのかにシェリーでサルファ.

 

フレーバー

スッキリしている.昆布.だし.麦の甘みと苦み.

余韻はドライ.

 

評価

モルティでウッディな香りが良い.ブレンデッドのため飲みやすいが,そのぶん個性は少なめ.

 

★★★★★★★☆☆☆ 7点.

 

 

似たチャートを持つウイスキー

<イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル>

 

 

マルス信州蒸留所のウイスキー

<シングルモルト駒ケ岳 津貫エイジング>